石川県 / スポーツビジネスコーチ / 日本スポーツコンサルタント協会

前田佳奈

以前、大手化粧品メーカーのサロンに勤めていた時のこと。

長くリピートのあるお客様には必ず「紹介」をお願いしていました。

◯◯様のお友達に、お肌のことで悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

もし今ご紹介をいただきましたら、お友達と◯◯様に、

通常3,000円のフェイシャルエステを無料でプレゼントさせていただきます!

しかし、いつになってもお友達を紹介してくださる方は現れず、

「自分が大好きなスキンケアなのに、どうしてお友達にオススメしないんだろう?」

と私は不思議に思っていました。

ところが、ある時から、

お客様がお友達を紹介してくださるようになりました。

キャンペーン内容を変えたわけでも、私のエステの腕前が急に上がったわけでもありません(笑)

何を変えたのかというと、伝え方を変えたのです。

◯◯様のまわりに、

「長年ニキビ肌で悩んでいて、いつも皮膚科に通って薬で抑えているけど、

薬を使うと乾燥がひどくなるから本当は薬は使いたくない。」

と悩んでいるお友達はいませんか?

このように、どのようなお友達を紹介してほしいのかを詳しく伝えたところ、

「お友達の娘さんがニキビで悩んでいて皮膚科に通っているらしいんだけど、全然良くならないらしいの。一度、見てあげてくれないかしら?」

と、紹介してくださるようになりました。

紹介が起きる理由・起きない理由

人には、感動した出来事や情報は、誰かと「共有したい」という感情があります。

だから「シェア」が起きるんですね。

ですから、紹介が起きなかった時のお客様は、

なにも“誰にも教えたくない”と思っていたわけではなく、

「お肌のことで悩んでいる人」というのが曖昧すぎて

誰を紹介していいのかわからなったということです。

「ニキビで悩んでいて皮膚科に通っているが、次は薬の乾燥に悩んでいる人」

と具体的にお伝えしておけば、

実際にそういう人に会った時に『あ!この人だ!』となるんです。

これはスポーツチームでも同じことが言えます。

自然と紹介が起こる“伝え方”

あなたは生徒さんや保護者に、このようにお友達紹介をお願いしていませんか?

お友達にバレーボールをしたい子はいませんか?

もしこのまま部員が増えなかったら、来年はメンバー不足で試合に出られないかもしれません。

残念ながら、「バレーボールをしたい子」では情報が少なすぎて、誰を紹介したらいいのかわかりません。

私が運営するバレーボールスクールでは、ある事をマニュアル化してから、

平均して毎月5名以上、紹介による体験者がやって来るようになりました。

それは、入会し2週間ほど経った頃に起こります。


お母さん:「佳奈さん本当にありがとう。うちの子、中学校ではずっとレギュラーになれなかったから、こうして楽しくプレーしている子どもの姿が見れて、本当にうれしいです!」

私:「こちらこそ、ありがとうございます。◯◯さんはとても熱心に練習に取り組んでいますね!バレーが好きなのが伝わってきます。」

お母さん:「そうなんです。あの子は本当にバレーボールが大好きで。でも、なかなか上手くなれずにずっと悩んでいたんです。」

私:「ずっと一人で悩んでいたのですね。 」

お母さん:「でも最近は、自分でも上達がわかって楽しいみたい。」

私:「それは◯◯さんが意識して練習している成果ですね!・・・もし◯◯さんのようにバレーボールが大好きで、でもなかなか上達できずに一人で悩んでいる子がいましたら、ぜひLEADを紹介していただけませんか?きっと力になれると思います!」

お母さん:「はい、もちろん!本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」


その後ほとんどの場合、1〜2週間後にはお友達が体験に来てくれます。

鉄は熱いうちに打て

紹介が起こる簡単な方法は、

①どんな人を紹介してほしいか具体的に伝える
②感動している時に紹介をお願いする

この2つです。

また、より具体的な方が、紹介は起きやすいです。

ぜひ今日から、試してみてくださいね。