From 前田佳奈
あなたのクラブでは「マーケティング」を取り入れていますか?
もしも、あなたが、
✔見学者や体験者がほとんど来ない
✔会員がいつまでたっても定員に達しない
✔集客が思うようにいかずクラブ解散の危機
このような悩みを抱えているとしたら、今すぐマーケティングを学ぶべきです。
マーケティングをわかりやすく言うと、
お客様の方から「ほしい」と思って来てもらうためにする活動
のことを言います。
つまり、あなたはお客様に「ほしい」と思ってもらう活動をしなければいけません。
そのためには、まず「お客様がほしいものは何か?」を知る必要がありますね!
あなたの「お客様」はどんな人?
「お客様がほしいものは何か?」を考える前に、
あなたの『お客様』とはどんな人のことなのかを知らなければいけません。
バレーボールクラブの場合、あなたの指導対象にあるのは子供ですが、
お金を払って通わせるのは、保護者ですよね。
(無料開催のクラブだとしても、時間やバレー用品にお金はかかるので、同じです。)
つまり、あなたのお客様とは『保護者』ということになります。
近年では、学校のある日に習い事をしている子どもは7割を超え、
さらにそのうちの約半数は、週に3日以上習い事をしています。(文部科学省調べ)
世の中にたくさんの習い事がある中で、
保護者はあなたのクラブに、何を求めて子どもを通わせたいと思うのでしょうか。
あなたのお客様は「どんな人」?
もう一つ考えていただきたいのは、あなたのお客様は「どんな人」なのか?です。
例えば…
・オリンピックで活躍するようなバレーボール選手に育てたい!と思っているのか。
・それとも、バレーを通してコミュニケーション能力を育んでほしいと思っているのか。
・運動嫌いの子供が、初めて興味をもったスポーツを少しでも伸ばしてあげたいと思っているのか。
その他にも、保護者が求めるものは様々ですが、
まずはあなたが、どんな保護者の声に応えるクラブなのか?を決めなければいけません!
そうしたコンセプトが決まれば、伝え方が変わってきます。
募集チラシには「◯◯バレーボールクラブ!体験者募集!」とは書かずに、
『誰の、どんな悩みに、どのように応えるクラブなのか』を書きましょう!
もう一度お伝えしますが、
マーケティングは、お客様の方から「ほしい」と思って来てもらうためにする活動のことです。
あなたに熱い想いがあったとしても、
せっかく良いサービスを提供していても、
お客様の目に留まって「ほしい」と思ってもらえなければ、何にもなりませんよね。
ぜひ、コンセプトを明確にして、あなたのお客様に伝わるように
チラシやウェブサイト・SNSなどでも意識してみてくださいね!
それでは今日はこのへんで。