From 前田佳奈
2016年のことです。
私が小中学生対象のバレーボールスクールを立ち上げた時、
1回500円のチケット制でスタートしました。
スクールは週に2~3回開催していて、
- 10回来た子は、5,000円/月
- 4回来た子は、2,000円/月
- 1回来た子は、500円/月
このような会費システムでした。
会員数は3か月で、30人ほどになりましたが、
当時の会費合計は、月5万円ほど。
それでも、ゼロからのスタートだった私は、
練習に来てくれる人がいること、お金をいただけることに感謝の気持ちでいっぱいでした。
いただいた5万円から、会場費やスポーツ保険料を支払い、ボールやボールカゴを購入する。
100均で、誕生日の子にプレゼントを購入する。
もちろん、自分へのお給料などありません。
半年ぐらい経つと、ある程度の備品はそろっていましたので、
余ったお金でチームTシャツと、大会出場に向けてのユニフォームを作成しました。
しかし、何かが形になっていく一方で、
私たちの生活はどんどん苦しくなっていきました・・・
夫の様子がおかしい…
スクールのヘッドコーチをしている夫は、
その頃は、会社員として働きながら、
仕事が終わったら、休む間もなく着替えて会場へ向かっていました。
夕食は、車の中でおにぎりやお弁当を食べる。
30分以上かかる会場の日は、私が先に行って生徒を迎え、
スクールが始まるギリギリに夫が到着する、そんな日々が続いていました。
(ガソリン代は2台分、夫は高速を使っていたので、今の3~4倍は車両費がかかりました。)
そんな時です。
なんだか夫の様子がおかしい…
スクールで指導をしている時は、とてもイキイキしていましたが、
家に帰ってくると気持ちがズドーンと落ち込んでしまう。
喘息が悪化し、夜は息が苦しくて眠れない。
寝不足のまま、なんとか仕事に行っていました。
あまりに不安定で心配だったので、
私は毎日、お弁当を作って夫の会社に行き、駐車場で一緒にお昼ごはんを食べました。
それが1ヶ月ほど続いたでしょうか…。
本当は、もっと早く「仕事辞めてもいいよ!」と言ってあげたかったのですが、
生活するのがやっとで、言えなかったんです。
それまで、クラブ経営に集中していた私も、日中のバイトを始めて、
睡眠時間を削っては、ブログを書いたり、チラシを作成する日が続きました。
そんな時に出会ったのが…
私たちもようやく決心がつき、夫は仕事を辞めることになりました。
とはいっても、退職日の翌日には、次の会社に就職します(笑)
今思うと、もう少し休んでもよかったのにな…と思いますが、
夫なりに責任を感じていたのでしょうね。
自宅から5分。16時45分定時、残業なしの会社でした。
毎日スクールに行けるようになり、夫の体調も日に日に良くなりました。
そんな時にブログを通じて出会ったのが、
現在の日本スポーツコンサルタント協会の代表であるスポーツ起業家の宮城哲郎さんです。
すでにスポーツ起業に成功されている方のブログは、私たちにとって希望でした。
(しかも、無料で読めますし!)
ブログや無料動画を見て、その成功例を自分のクラブでもやってみる!
結果はすぐにあらわれました!
ある時から全く増えなかった会員数が、毎月のように増えていき、
会費を値上げしても、なお増え続けていきました。
そして残った利益で、宮城さんのコンサルティングを受けるようになり、
最初の半年で70名を超える生徒集客に成功!
会員さんに喜んでいただける新たなサービスも提供できるようになりました!
転職から一年後には、夫は仕事を辞めて、
今は2人で、大好きなバレーボールを仕事にできています。
私がコンサルタントを目指した、本当の理由
私がコンサルタントを目指した理由は、
私と同じように悩んでいる方や、これからバレーボールを仕事にしたいと思っている方の
「力になりたい」そう思ったからです。
私がもし、コンサルタントとの出会いがなければ、
生活できずにクラブや夢を手放していたかもしれませんし、
たとえクラブを続けていたとしても、
またギリギリの精神状態で、なんとかごまかしていたと思います。
スポーツは「無料・ボランティア」という人がいますが、私はそうは思いません。
お金にも時間にも、気持ちにも余裕のない状態でやるスポーツは、本当にしんどい。
スポーツって、もっとたくさんの人の夢を叶える、人生を豊かにする素晴らしいものだと、
本気で思うんです。
そうした想いがあるから、私は
- バレーボールを仕事にしたい人
- バレーボールで稼ぎたい人
- 自分の持つスキルや経験で誰かの役に立ちたい人
の力になるために、コンサルタントとして活動しています。
私の失敗談や成功例が、あなたの夢の実現に貢献できれば、とてもうれしいです!^^
それでは今日はこの辺で。
あなたのお悩み、お聞かせください
もしもあなたが、集客や売上の悩みを一人で抱えていましたら、私が力になりたいと思っています。
お気軽にご相談くださいね!
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