From 前田佳奈

 

もしも、あなたが・・・

バレー教室を開催したい!・・・でも、何からやればいいかわからない。

チームでの指導経験もないし、Vリーガーでもない自分が、人を集めるにはどうしたらいいのだろう。。

そう悩んでいるとしたら、今日のブログはあなたの為のものです。

 

なぜなら、これからお伝えする方法は、

元Vリーガーでもない私が、実際にバレー教室を開催した方法をお伝えするからです。

 

 

はじめに、これだけは伝えておきます!!

 

今の日本には、あなたの想像以上に、

バレーができる場所を探している人バレー指導を求めている人がたくさんいます!

 

そして、バレーできる場所・指導者は、どんどん減ってきています。。。

 

なので、あなたの想いをカタチにして、必要としている人に届くまで、

ぜひ頑張ってほしいです。

 

みんなが、プロからの指導を求めているわけではない

ここ最近、地域密着型のクラブが増えてきて、

Vリーグに所属するチームが小中学生向けのバレーボール教室を開催していますね。

 

個人的には、とても良い活動だと思いますし、

子どもたちにとって、とても刺激的で貴重な経験になると思います。

 

しかし、、、

参加する子どもたちが皆、プロ選手からの指導を求めているかといえば、そうではありません。

 

なぜなら、バレー教室に参加する子どもたちというのは、

「すでにジュニアバレーチームや部活動に所属している子」なので、

 

参加するためには、チームの責任者やコーチがその情報を知らなければいけませんし、

当たり前ですが、申込みをしなければ参加することもできません。

 

なので、そこまで悩みを抱えていない子も参加していることがあるのです。

 

 

また、そもそも、

教えてくれる人が「Vリーガー」や「元代表選手」だということを知らない場合も多くあります。

 

これについては、バレーボール界の大きな課題でもあると思いますが、

『Vリーガーに憧れてバレーボールを始めた』という子に私はほとんど会ったことがありません。。。

 

バレーを始めたきっかけは、

  • 親や兄弟がやっていた
  • ハイキュー!を見て
  • 見学して楽しそうだったから

こうした理由なんですね。

 

 

それなのに、私たちのような有名選手でもVリーガーでもない人たちは、

プロ選手でもなかった自分が、バレー教室なんか開催したって、人は集まらない。

そう勘違いをしているのです。

 

 

すでにチームに所属していても、

 

  • バレーボール教室があるのを知らない
  • 機会があれば、子どもを行かせてみたい
  • プロ選手でなくてもいいから、基礎や基本から教えてほしい

 

そう思っている親や選手はたくさんいます!

 

誰を相手にバレー教室をするのか?

バレー教室を開催するにあたって、まず考えてほしいことがあります。

それは「ターゲット」を誰にするのか?です。

 

ここでいう対象というのは、①年代②性別だけではありません。

 

③バレー経験やスキルも決めなければいけませんし、④対象となる人がどんな悩みを抱えているか?

⑤参加したら、どんな良いことが待っているのかも考えなければいけません。

 

  1. 年代:中学1年生
  2. 性別:女の子
  3. スキル:中学からバレーを始めた子
  4. 悩み:アタックのタイミングがわからない。手に当たらない。
  5. 参加して得られるもの:踏み込み方法やフォームを習得でき、アタックが打てるようになる!

※注意:対象が使う言葉を使うこと

 

また、参加者が子どもでも、ターゲットは「親」だったりもします。

なぜなら、募集案内を目にして、申し込みをして、入会後にお金を払うのは親だからです。

 

となると、、、

 

  1. 年代:小学校低学年の子を持つ親(20代〜30代)
  2. 性別:女性(お母さん)
  3. 運動スキル:運動が苦手。運動会のかけっこは最下位。逆上がりができない。
  4. 悩み:家でゲームばかりしている。運動嫌いを克服させたい。
  5. 参加して得られるもの:運動の楽しさを知り、「できる」ようになるので子どもが自ら取り組むようになる!

 

こうして対象を細かく設定すると「人が集まらない」と勘違いしている人が多いですが、

『誰でもOK!』ほど、誰も集まりません!

 

 

対象を決める上で大切なのは、

「これは私(うちの子)の為のバレーボール教室だ!」

と思ってもらうことです。

 

どんなバレーボール教室なのか?

対象が決まれば、内容(メニュー)も決めることができます!

先ほどの、中学1年生向けのバレーボール教室の場合、内容は「スパイク」ですよね!

 

ここで参考までに、私の失敗談をお伝えしておきますが、

 

  1. ボールコントロール
  2. 基本パス
  3. レセプション
  4. ディグ
  5. スパイク/トス
  6. ゲーム
  7. サーブ

 

このように詰め込みすぎてしまったバレー教室は、対象がどんな人であれ、うまくいきませんでした。

全部が中途半端になってしまったんですよね。

 

2つ3つにメニューを特化して、ゆっくり丁寧に教えてあげたほうが、参加者の満足度は高かったですし、

「次回のバレー教室は、サーブレシーブを中心に行います!」と言えば、また参加したい!という人もでてきます。

 

 

また、運動が苦手な子のための、初めてのバレーボール体験教室であれば、

内容はボール遊びやソフトバレーなど、初心者でも楽しめるメニューにしますよね!

 

 

内容を決める上での注意点としては、ターゲットを先に決めることです。

「あなたがやりたいバレー教室」ではなく、『これ、うちの子の為のバレー教室だ!』です。

 

Vリーグチームがやっていないバレー教室がオススメ!

知名度もなく、有名選手でもない私たちが、

Vリーグのチームと同じバレー教室を開催するのはオススメできません。

 

なぜなら、そうしたチームがバレー教室を開催するのは、ファン獲得や地域貢献が目的だからです。

リーグ機構のルールにあるから・・・というチームもあるかもしれません。

 

あなたがバレー教室を開催したいと思ったのは、きっと他の理由ですよね?

 

はじめから「50名」や「100名」を集める必要なんてありません!

 

たとえ10人以下であっても、

参加して良かった!また参加したい!と思ってもらえれば、それでいいと思いませんか?^^

 

オススメなのは「スキルアップ系」

あとは「幼児向けの風船バレー」や「親子体験」も人気でした!!

 

 

ブログが長くなってきたので、準備開催手順については次回お伝えしたいと思います。

まずは今日のブログを参考に、イメージをふくらませて、企画を考えてみてください!

 

それでは、このへんで。

 

 

 

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