From 前田佳奈
「こんなに良い指導をしているのに、どうして会員が増えないのだろう?」
そうお悩みの指導者、クラブ経営者は少なくないと思います。
とても指導熱心で、おそらく人の倍、いや、それ以上の努力をされて、指導力を磨いてきたのだと思います。
では、それだけ良い指導ができるのにも関わらず、どうして生徒が集まらないのでしょうか。
少子化だから?人気がないから?
同じ地域に他のクラブがあるから?
まず最初にお伝えしておきますが、そもそも『良いレッスン(指導力)=集客力』ではありません。
指導力と集客力は全くの別物です。
じゃぁ、会費の設定が高すぎるから?
きっとこう考えてしまうと思いますが、ご自身の指導に自信があって、そのために時間やお金をかけて磨いてきたのですから、安売りするのは良くありません。
だって私たちは普段の生活で、「質の良いものは高い」ということはわかっていますからね?
食材だって洋服だって、ティッシュひとつとっても、そうですよね!
では、どうして生徒が集まらないのでしょうか。
そもそも知られていない
「集客」と一言でいっても様々な要素があるのですが、
その中でもスポーツクラブで集客がうまくいかない場合に多いのは
そもそも知られていない
つまり、認知の問題です。
体験申込みが少ないのは、あなたのクラブが悪いとか、指導力に欠けているからではありません。
そもそも、あなたのクラブの存在を知られていないことが原因なのです。
集客に悩んでいるというのに、
- そもそもチラシがない
- ポスティングをしたことがない
- ターゲットが見ている媒体に広告を出したことがない
- 新規集客イベントを開催していない
- お友達紹介キャンペーンを行っていない
こうしたクラブがとても多いのです。
あなたはどうでしょうか?
もしまだされていないのでしたら、さっそく行動しましょう!
やっているのに上手くいかないとしたら・・・
- チラシを配っている
- ▲▲地域に○万部のポスティングをした
- フェイスブック公告やインスタ広告も定期的に出している
- 新規集客の為のイベントも開催している
- お客様紹介キャンペーンもやっている
いろいろやってはみたけど、思うように集客できない・・・
そう悩むのでしたら、考えられる原因は1つです。
あなたの(クラブの)価値が伝わっていない
つまり、興味関心の問題です。
お客さんは、あなたのクラブの存在を知ってはいるけど、時間を作って体験に行こうとは思わない
ということですから「興味がない」ということになります。
では、どうしたら興味をもってもらえるのでしょうか?
価値を伝えるというのは、
- うちのクラブは、○○に特化しています!
- うちのクラブは、●●を取り入れています!
- うちのクラブのコーチは、☆☆が優秀です!
- うちのクラブの環境は★★です!
- うちのクラブは、・・・
このように、自分のことばかりアピールすることではありません。
・・・恋愛に例えましょう。笑
興味がない相手に対して自分のことばかり話すと、どうでしょうか?
「ウザい」「しつこい」と言われそうですよね。笑
相手を振り向かせたいのなら、まずは相手の話を聞きませんか?
相手はどんなモノが好きなのか、どんな事に興味があって、どんな事に悩んでいるのか?
相手を知るところから始めますよね!
それがクラブの集客となると、「うちのクラブのこだわりは・・・」と自分自分になってしまうから、フラれてしまうんです。
まずはターゲットを明確にし、そして分析し、そのお客さんにとって価値ある情報をチラシやHPで発信していきましょう。
あなたのクラブの問題点は?
さて、ここまで読んでいただいて、あなたのクラブの問題点はどれでしたか?
認知の問題か、興味関心の問題か。それともその両方か。
自分では指導力に自信があると思っていても、商品(サービス)に問題がある場合もあります。
会員集客もバレーと同じで、うまくいかないのには必ず原因があり、
どこが問題かがわかれば解決策もちゃんと見えてくるはずです!
もし客観的な視点でクラブの問題点が知りたい方は、いつでもご相談くださいね。