From 前田佳奈
今日はバレーボール指導者のあなたに、最初に覚えてほしいマーケティング用語を、2つ紹介します。
これからバレーボールを仕事にしたいが、何から手をつけていいかわからない
クラブチームで指導をしていて、部員数を増やしたい。チラシを配っても反応がない。
バレーボール教室に多くの生徒を集めたいが、SNSで募集しても人が集まらない。
これらに一つでも当てはまりましたら、ぜひ今日の内容はメモをとって覚えてほしいと思います。
人を集める、つまり「集客」するためにはとても重要な内容になりますが、私がバレーボールで起業したばかりの頃は全く知らなかった用語です。
集客セミナーなどでは、用語の説明すらされないくらい知ってて当然の用語になります。
①リード(見込み客)
見込み客とは、まだ自社の商品やサービスを購入・利用したことがないものの、興味関心がある、いずれ購入・利用する可能性のある顧客のことをいいます。
これをスポーツクラブに例えると、「まだ自分のクラブに体験に来たことがないものの、興味関心がある、これから体験に来て入部する見込みのある人のこと」です。
私たちが集客する際には、まずはこの見込み客を集めます。
- まず自分の存在を知ってもらい
- 相手の興味関心を集めて
- 体験・検討してもらって
- ようやく入会の案内をします。
②と③で相手の悩みを解決してあげたり、購入したい・利用したいと思ってもらえれば、こちらからご案内する前に「すみません、入会したいのですが…」と聞かれることも多々あります。
②リードジェネレーション
リードジェネレーションとは、リード(見込み客)を獲得するための活動・行動のことをいいます。
この時のポイントは、自社の商品やサービスに興味関心のある個人・企業の個人情報を獲得することです。
スポーツクラブだと、体験会やイベントなどが当てはまりますね!
運動やチームスポーツに興味関心がある人を集めて体験会を行い、保護者アンケートなどでご連絡先を書いていただければ、後日入会案内ができるということになります。
そのほかにも、
- WebページやSNSで発信する
- 広告を出す(SNS広告・検索広告・ポスティングなど)
- 出張指導や講演会を行う
などの活動があります。
体験会やイベントをただ開催すればいいのではなく、相手の興味を引くこと、選ばれるようなアプローチ、入部してくれそうな人を集めることが大切になります。
何よりコンセプトが大事!
「集客」で大切なのは、見込み客を集める活動だということはわかったと思いますが、何よりコンセプトが大事になります。
あなたのクラブは、
- 「誰の」悩みやニーズに対して
- どんな方法で、何を提供するのか。
- どうやってそれを実現するのか。
こうしたコンセプトが定まっていないと、ぼんやりとしたメッセージになり、集客メディアを間違えることもあり、結果、人を集めることはできません。
あなたの活動はどうですか?
この機会にチェックしてみてくださいね。